大文字山登山（後編）

５月８日

三角点で少し休んでから、さらに奥へ。
５分ほどで京都一周トレイルの標識に出ます。

まっすぐ行くと、山科、若王子神社、南禅寺、蹴上などへ続きます。

ほとんどの人はまっすぐ行くのですが、右に曲がり、トレイルのコースをたどることに。

深い山道が続く。

２０分ほどで俊寛僧都の碑にでます。
俊寛は鹿ヶ谷で平家転覆の密議をしたことがばれ、鬼界ヶ島に流された人物。
そこから急な階段が続く。（こんなに急だったかな～～）

５分ほど下ると桜門の滝。

滝の写真を撮っている時に一人に追い越されたようですが、他には人に会うことなく、瑞光院につきました。
三角点から５０分。ここが鹿ヶ谷からの入り口です。

少し下がると鹿ヶ谷山荘。

この辺りは、景色のいい所です。

霊鑑寺に到着

少し哲学の道を歩きました。
山吹と思ったけど、黄梅のようですね。

梅花空木、小手毬も咲いていました。

バナナ（orバニラ）のような甘いにおいが漂っていたので見回すと、トウオガタマ。

錦林車庫からバスで出町柳へ。
萩の寺・常林寺の前を通ったので、中を覗くと菖蒲が咲いていました。

久しぶりの山登り。気持ちよかったけど、、、
足が重い。２～３日は筋肉痛に悩まされるかも、、、

大文字山登山（前編）

５月８日

今日も朝からいい天気
久しぶりに（１０年ぶりくらい？）大文字に登りました。

市バス、銀閣寺道で降りると大文字が間近に見えます。
観光客の多い銀閣寺参道を通り、 銀閣寺の前を左に曲がります。

八神社手前を右に曲がると満開の山藤が迎えてくれました

すぐ、行者の森。登山道入り口です。
ここで靴の紐と気を締め直して出発！

５分ほどで水飲み場に出ます。
少し喉を潤して再出発。

この辺りでは道の側を小さな川が流れています。

行者の森から１０分くらいで急な登りが始まります。

藤や桐の花も見ながら登ります。

しばらく登りが続き、木々の間から町中が見えるようになると、千人塚。
（確か）戦後に市内で見つかったお骨を集めて祭った所。
行者の森から２５分でした。

ここはもう大の字のすぐ下で、鹿ヶ谷からの道と合流します。
左のメインの道を行き、少しすると階段。

階段の上には送り火の薪を貯蔵している小屋があります。

この辺りで、左手に比叡山が見えてきます。

千人塚から約１５分で大の横棒の端に出、ぱっと視界が開けます。

京都市内がよく見えます。
中央の緑は吉田山。少し向こうに見える茶色の建物は京大です。
もう少し向こうの緑は御所。

大の字の中心にお堂があります。

この辺りは人が多いので、大の縦棒を登ります。
一番上の火床からの眺め。

ここで昼食をとり、しばらく休憩。
いい天気が気持ちよかったですよ

さらに登ります。
かなり急な登りを３度繰り返し、１５分ほどで４６６mの三角点に到着。

ここからは山科、市南部から大阪方面を望むことができます。

大の中心ほどは人も多くなく、ここでも一休み

梅宮神社の八重桜

4月19日（曇りがち、時折日が差す。風が強いが、比較的暖かい日。）

○梅宮神社では、八重桜がほぼ満開。躑躅も咲き始めて桜との競演が楽しめます。紅葉の新緑もきれい。

　　　　

　　

　　

勾玉池の周りは松月が多い。

　　　　

ここは八重桜がメインなので、どういう種類があるかを見るのも課題。

分かりやすいのは普賢象。よく知られているのは、葉化しためしべ二本を普賢菩薩を乗せた象の牙に見立ててこの名が付いた、ということですが、一本のこともあり、他の桜がそうなることもあるので、決め手とはなりません。

　　　　

もっと分かりやすい特徴は、葉っぱがかなり遅くまで茶色がかっていて、全体に柔らかな感じがすること。見慣れると、遠くから見てもほぼ分かります。松月（右）は蕾がピンク、花は始め少しピンクがかるが、満開になると真っ白。葉は初めから緑なので、色鮮やか。

　　

他には、平野妹背。二段咲きの特徴があります。

左は真ん中に蕾がある。開くと、二段目はかなり白っぽくなります。

　　

やや緑がかった桜と、うっすらピンクの桜。あまり緑がかってはいないので、鬱金か？

　　

ピンクの桜は、楊貴妃のよう。咲耶池の周りに多かったのは、やや分かりにくいが、盛りすぎで赤みを帯びた一葉か？

     

勾玉池西からのショット。手前は妹背、後ろ左は松月、右は普賢象。

　　　　

今日一番の課題は、昨年ブログ友さんが見付けられなかった大手毬を見付けることだったのですが、結局よく分かりませんでした。

ひょっとしたらこれかも、という桜が二つ。

　　

しかし、左は色が薄いし、右は花付きのいい関山の可能性が大。結局、よく分からないままでした。

梅には、そこそこ名前が付いているのですが、桜には付いていない。その条件で、見たことのない桜を見付けるのは難しい、というかほとんど不可能、ということがよく分かりました。

桜、躑躅以外に椿も結構残っています。杜若も咲き始め。

　   

着物姿の女性のショットも撮れました。帰り、賀茂川縁では、アヤメ類（ダッチアイリスか？）

　　　 　

藤も咲き始め。一週間もすれば、かなり違う光景になりそうです。

植物園の桜と春の花々

４月１５日（一日快晴。朝は少し寒かったが、午後からは初夏の陽気）

午前中に植物園へ。

○染井吉野はほとんど散り、チューリップも植え替えられて、10日前とは景色がすっかり変わっています。

       

○今日の狙いは去年植えられた吉野枝垂（仙台枝垂）だったのですが、残念ながらかなり盛りすぎに。しかし、八重紅枝垂れは、まだ見頃を保っているものも。

                 

早咲きの枝垂れや染井吉野はほとんど散っていますが、今が満開の桜も色々。

○中央芝生南の「糸括」と真っ白な「太白」

 

○北門脇、桜品種見本園では、「大原渚桜」「麒麟」「手弱女」、そしてお気に入りの「祇王寺祇女桜」

 

        

○「鬱金」（左）、「御衣黄」も咲き始め。鬱金の方が、花の形が整っているように思うが、これも個体差かもしれません。（区別が難しい。）

 

○椿園では、真っ白な「見驚」の向かいに真っ赤な「藻汐」

        

椿園の「五色八重散り椿」はまだ咲き始めなのか、日当たりが悪いせいか、花付きがあまりよくありません。正門（南門）入場券売り場脇のも五色八重散り椿？

　

○その他、源平枝垂れ桃、チューリップも満開。

 

二季咲き寒牡丹も咲き始め（これは「二季の華」）。半木の道の八重紅枝垂れは盛りすぎですが、遠くから見ればまだきれい。

 

神光院、上賀茂神社の桜

４月１４日（雨は朝までに上がり、時折青空が広がる天気。やや風の強い日。）

今日はあまり天気の良くない予報だったので、出かけないつもりだったのですが、そこそこいい天気になったので、気が変わりました。

昨日は動き回ったので、今日はのんびり賀茂川をサイクリング。

○神光院では、境内の八重紅枝垂れともう一本の桜（大島？）が満開。

　　　

　

参道の染井吉野はほとんど散り、山桜一本が咲いているだけ。屋根瓦には「神」の字。

　

通りからよく見える塀際の真っ白の桜。大宮小学校の八重紅枝垂れも満開。

 

○上賀茂神社では、「斉王桜」と名付けられた八重紅枝垂れが満開で、風が吹くとしきりに散っています。

　　 

 

「風流桜」、「みあれ桜」も満開。

        

楼門前の「賀茂桜」も満開。（山桜？それとも有明？。種類はよく分からない。）

        

        

山桜もまだ残っています。ミツバツツジも咲いている。

        

もう、葵祭の準備をしていました。半木の道の八重紅枝垂れは盛りすぎで、散り盛んです。

 

雨宝院、平野神社、御所の桜

４月１３日（午前中は晴れ。昼頃から曇り、夕方から雨。暖かい一日）

○今日はだんだん天気が悪くなるという予報だったので、早めに出かけることに。狙いは、雨宝院。

歓喜桜（左）観音桜（右）共に満開。（しかし、区別が付かない。）

　　

歓喜桜（左）と里桜（右）もよく似ている。御衣黄はまだ咲き始めたところ。

　 　

２０名以上の団体と出会いました。ここも穴場ではなくなってしまいましたね。

その前に妙顕寺～妙覚寺～妙蓮寺に寄りました。

○妙顕寺の八重紅枝垂れは満開、やや盛りすぎというところ。

　　

○妙覚寺では、早咲きの枝垂れは終わり、その西側の八重桜３本が満開。善明院の八重紅枝垂れが満開。

　 　

　　

○妙蓮寺では、八重紅枝垂れがまだ見頃。慈詮院（塔頭？）では、３分咲きの八重桜（松月と思う）

　　　　　

「虎の尾」の札がかかった桜も満開だが、虎の尾ではなく、一葉のようです。（下は、平野神社の虎の尾）

　　

　　

そして平野神社の一葉（めしべ一本が突き出るのが特徴）

　　　　　

○雨宝院の後、千本ゑんま堂を通って平野神社へ。

ゑんま堂の普賢象は咲き始め。「関山」という八重桜が満開だが、これも一葉？（関山はもっと色の濃い桜です。）

　　

○平野神社では、白雲桜、楊貴妃、撫子といった珍しい桜が満開。八重紅枝垂れもまだ見頃を保っています。

　 　

　　

○次に地蔵院へ。五色散り椿が散って、いい感じ。八重紅枝垂れも、少し盛りすぎですが、まだきれいです。

　　

○そこから御所へ向かう道中、一条妖怪ストリート途中の成願寺と宥清寺で満開の八重紅枝垂れに出会いました。

     

○御所は一般公開中。多くの人が並んでいるので止めようと思っていたら、少し空いてきたので、入ってみることに。

   

出口（清所門）近くには桜が多いのですが、多くはもう散っていました。左近の桜ももうほとんど終わり。しかし、何本かの八重紅枝垂れと真っ白な八重桜が満開。（ここでも、桜を見ている！）

　 　

御所御車返し（宜秋門前）はやや盛りすぎ。清所門前にも満開の八重桜。

　　

宮内庁事務所の庭にも八重桜が色々あります。

　 　

出水の小川付近にも満開の八重桜。左は有明？右は一葉のようです。

　　

染殿井の横には著莪と山吹。宮内庁事務所の庭にはカリンの花も咲いていました。

　 　

仏光寺、枳殻邸、国立博物館ほかの桜

４月１２日（日は差しているが、ずっと薄雲がかかっている。気温は高く、少し暑いくらい）

染井吉野はほぼ終わり、八重紅枝垂れも満開からやや盛りすぎ。京の桜は後半というよりもう終盤にさしかかっています。

この時季の人気スポットは平安神宮、原谷苑、仁和寺といったところですが、、、

そういうところへは行かない！

○今日の目的地は仏光寺。それまでに、天寧寺、上御霊神社を見て。

　　

○仏光寺の八重紅枝垂れはかなり散って、もう見頃過ぎになっていました。（残念！）

　　

　　

○そこから、枳殻邸へ。

入り口側の八重紅枝垂れが満開。傍花邸脇では、八重桜（関山？）が５分咲きくらいに。染井吉野はほとんど散ってしまっています。

　　

　　

塀の外にはカラタチ。新しいパンフ（右）ができていて、いままでのとどちらかを選ぶことができます。新しいパンフによれば、傍花邸北の早咲きの桜は、シュゼンジカンザクラだそうです。

　　　　

出たばかりの紅葉の葉。枳殻邸の北、高倉会館では、御衣黄。

　　

○次に国立博物館。今日は常設展には無料で入れました。（もっとも庭を見ただけですが）

八重紅枝垂れはまだ満開。

　　

その他、満開の八重桜。

　 　

かなり散っている西宮権現平桜と一葉（？）。もう躑躅も咲き始めています。

　　 　　

茶室「堪庵」も公開されていました。

　　

○養源院の八重紅枝垂れも散り盛んで、やや盛りすぎ。

　 　

参道脇の八重桜が満開。（御室桜に感じが似ている）

　　

○次に三十三間堂。八重紅枝垂れがまだ満開でした。

　 　

○三十三間堂北の赤十字病院の八重紅枝垂れが満開。法住寺の枝垂れ桜は少し盛りすぎ。

　　

天寧寺、上品蓮台寺

４月８日（曇り、時折日が差す。風の強い一日。）

昨日の雨、今日の風で、染井吉野は一斉に散り始めました。

○比叡山を借景にした額縁門で知られる天寧寺では、八重紅枝垂れが満開。

　　　　

　

○上品蓮台寺の八重紅枝垂れも満開です。染井吉野はしきりに散って花びらの絨毯が。

　

　　　　

○今宮神社の八重紅枝垂れも満開。ここは染井吉野もまだ残っています。

　

やすらい祭をかたどった人形と門の前の八重桜。

　

○今宮神社近くの西向寺。ここも八重紅枝垂れが満開。

　　　　    

どこも八重紅枝垂れが満開。例年より、５日ほど早い。この分だと、今度の土、日には御室桜が見頃になるかも。

今年の京の桜はやはり早そうですね。

西山の桜

４月６日（一日いい天気。昼すぎまでは薄雲が出るが、午後は快晴。暑いくらいの一日。）

○ＨＰで善峯寺の桂昌院お手植えの枝垂れ桜がそこそこ咲いているということだったので、見に行くことにしました。

お手植桜は５～６分咲きでしょうか。それでも見事な枝垂れで、見応えがありました。

　　　　 

　 

お手植桜の側には、満開の桜（江戸彼岸系か？）

　　　 

石段下の八重紅枝垂れも満開。　

　　

それより上の染井吉野は、まだ蕾から咲き始め。釈迦堂付近の八重紅枝垂れは、まだ蕾です。駐車場の染井吉野は８分咲きくらいになっています。

　　

梅もまだ残っています。

　　

○善峯寺から十輪寺まで歩くことに。少し急なくだりもありますが、所々満開の桜を見ながら、約２０分。

　　　

○十輪寺の枝垂れ桜は満開、散りそめ。

　　　

廊下に寝そべって見るといいですよ、とのことでしたので寝そべって下から眺めました。他に客はおらず、時折花びらが舞う。至福の一時でした。

　　

○次に勝持寺へ。

西行桜も満開ですが、少し葉が出て、やや盛りすぎの様子。染井吉野も満開。八重紅枝垂れは３～６分というところ。きれいだったのですが、あまりに人が多いので、さっさと退散することに。

　　　　　

　　

○大原野神社の染井吉野はほぼ満開。千眼桜は咲き始めたところ。

　　

○正法寺へも寄りました。

鳥獣の庭中央の八重紅枝垂れは３分咲き程度ですが、その他の八重紅枝垂れ、染井吉野は満開。

　　　　　 

　　

　　　　

大きな枝垂れもありました。

　　　　

一杯花を付けた椿。

　　

○最後に西迎寺を覗いてきました。枝垂れ桜はかなり盛りすぎになっていましたが、それでも見応えがありました。

　　

桂昌院お手植桜が満開でなかったのが残念ですが、それ以外は大満足の一日。

山科疎水、毘沙門堂の桜

4月４日（今日は一日いい天気という予報だったが、昼前から薄雲が広がり、午後は厚い雲に覆われ、夕方にはぱらぱらと小雨が降るという天気。）

○今日は、毘沙門堂の桜を見に行くことに。新聞等の速報では、咲き始め、となっているものが多いが、そんなことはないだろうと思って。

途中に通る山科疎水の染井吉野が見頃になり、菜の花との取り合わせがきれいです。

　　　　

　　　　　

○毘沙門堂の有名な枝垂れ桜は、４分咲き程度。（上の方の花が咲いているため、見栄えがしない）

　　　　

染井吉野もやや遅れているとはいえ、５～８分程度。

　　

　　

堂内には満開で散り始めている桜もある。（寒桜との説明があったが、エドヒガン系と思う）

　   

　　

これで、何で咲き始め？？？

いろんな種類の桜がある所の情報は、何を基準にしているのだろう？

○その後、インクラインに行ってみようと思っていたけど、雲が厚くなってきたのと、ここ数日出歩いていて少し疲れたので、帰ることに。

○と言いつつ、そのまま帰る気にはなれず、御所の桜を見に行くことに。

近衛邸跡では、八重紅枝垂れが３分咲き程度。糸桜は散り盛ん。葉も出て見頃過ぎです。御苑内各所で、山桜が見頃。桜松（倒れた松の幹を貫いて咲いている山桜）もほぼ満開。

　　

御所御車返しも咲き始め。（御所には意外と染井吉野は少ない）

○その後、本満寺を覗きました。

枝垂れ桜はかなり散り、見頃終了ですが、染井吉野数本が見頃。東側の墓地入り口には６～７分咲きの八重紅枝垂れが。

　　

西側の妙見宮には、５～８分の山桜。遅咲きの八重桜（関山と思う）の蕾もふくらんでいます。ここは御所同様、長い間桜が楽しめます。（それに、枝垂れが終わると、非常に静かになる。）

○本満寺の東にある一乗院の八重紅枝垂れも５分咲き。本満寺北の十念寺の八重紅枝垂れはほぼ満開に。

　 

○最後に、十念寺の紫木蓮と昼すぎの高野川。賀茂川、高野川の染井吉野もほぼ満開になりました。