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いずれ菖蒲か杜若

5月11日

「いずれ菖蒲か杜若」は甲乙付けがたい美人を例える言葉ですが、
区別しにくいという声もよく聞かれるので、アヤメ類をまとめてみました。

イチハツ(鳶尾・一初)
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アヤメ類の中でいち早く咲くことから名が付いたといわれます。
ポイントは花弁中央に鶏のトサカのような突起があること。
見頃は京都ではゴールデンウィークの頃です。

アヤメ(菖蒲)
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花弁中央が白、付け根付近が茶色(黄色?)で細かい網の目模様が入るのが特徴。
他のものより少し小さい。副弁が真上に立つのも特徴でしょうか。
見頃は5月上~中旬でしょうか。
イチハツもアヤメも乾いた土に咲きます。

白もありますが、少し様子が違います。
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カキツバタ(杜若・燕子花)
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水中または水辺に咲く。
花弁中央に白い筋が入ります。
見頃は5月中旬。

色は紫が8割くらい、残りはほぼ白です。

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しかし、平安神宮の「折鶴」のようなものや赤紫のものもあります。

「折鶴」。花弁が垂れないので折り鶴のように見える。
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植物園の赤紫のカキツバタ
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これにも白い筋が見えます。

ハナショウブ(花菖蒲)
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これも水中または水辺の花ですが、カキツバタとは違い黄色い筋が入ります。
咲く時季は5月下旬~6月上旬で、カキツバタとは約2週間の違いがあります。
色も花弁の様子も多様で、副弁が垂れているものも多い。
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最近は外国種のアヤメもよく見かけるようになりましたね。

ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)
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花びらが大きく、色も多彩。
4月末~5月中旬まで咲いているようです。
乾いた土に咲きます。

ダッチアイリス(オランダアヤメ)
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これも乾いた所に咲きます。
鮮やかな色が多いようですね。
それほどは見ないので確実とは言えませんが、ゴールデンウィークの頃に見かけることが多いようです。

ルイジアナアヤメ
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5月下旬~6月上旬に水中に咲く色鮮やかな花。
植物園でしか見たことがないのであまり気にしなくてもいいかも、、、

同じ菖蒲という字なので紛らわしいですが、ショウブはこれらのアヤメとは違いサトイモ科で、ガマの穂のような花(真ん中に見えている)が咲きます。
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端午の節句の菖蒲湯に使うのはこの葉です。

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コメント

こんにちは~

アヤメ類、よく似ていてややこしいです。
違い、なかなか頭に入れません。
でもそれぞれ色が美しく、
形も優雅で見ていて楽しいです。
写真もとてもきれいです。

投稿: kazu | 2010年5月14日 (金) 12時57分

kazuさん、こんにちは~

ちょうどシーズンなので記事にしてみましたが、見分けるのはなかなか難しいですね。
だいたいの特徴は分かるようになったつもりですが、植物園などでは、種類が多すぎて分からなくなってしまいます、、、

でも、種類が分からなくてもみんな綺麗ですよね~~

投稿: ciba | 2010年5月14日 (金) 16時10分

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